カテゴリ:アート( 13 )
Ben Van Os
映画「コックと泥棒、その妻と愛人」
映画好きの方でしたら、Ben Van Osの名前は知らなくても、Peter Greenaway監督は知っている方も多いはず。
この映画、ストーリーはともかく注目すべきはその映像美。グリーンとレッド、ホワイト、ブルーのコントラストがとても美しく、衣装や小道具、装飾美術はとても豪華です。衣裳デザインが Jean-Paul Gaultier、美術担当が Ven Ban Os。

f0020359_21132148.jpgBen Van Os
Ben Van Os  Stoom Den Haag
330×240 48p pb

この本はVen Ban Os の手がけてきた映画での美術作品、「ZOO」、「プロスペローの本」、「Baby of Macon」などのグリーナウェイ作品を始め、「真珠の耳飾りの少女」、「リバティーン」など、紹介しています。
[PR]
by treasuredbooks | 2006-07-24 21:17 | アート
Christo and Jeanne-Claude
Christo and Jeanne-Claude
Christo Skira
288×306 267p Hb

アートの中にランドアートというジャンルがあります。
このクリストとジャンヌ クロード(奥さん)という人、橋や国会議事堂、果ては島まで、なんでも梱包してしまいます。

f0020359_20563315.jpgとても壮大なスケールで、作品自体が公共のものだけに構想20年、展示2週間、というのはざら。もちろん展示が終われば解体、撤去。ものすごい潔さを感じます。
気になるのはそのプロジェクトにかかる膨大な費用。もちろん美術館などのスポンサーの協力もあるのですが、制作に使われた布やスケッチ画、設計図を売ってまかなっているのです。
クリストの作品を買うと間接的にプロジェクトに参加していることになります。


f0020359_2131461.jpg
実際のクリストの作品は中々見ることはできませんが、街の中を歩いていると思わず「クリスト発見!」と言ってしまうことがあります。
←ビルの解体工事
[PR]
by treasuredbooks | 2006-07-01 21:09 | アート
Marcel Duchamp
いったいいつだったか、私がおよそ現代美術に興味を示すようになったのは、
マルセル・デュシャンを知るようになってからです。
「現代美術の父」と言われる程この人の功績は大きく、
以降現れる作家は全てこの人に影響を受けているのでは? とさえ思います。

また、デュシャンは「ダダイズムの巨匠」ともいわれ、それまでの芸術を批判、或は否定していました。

- 網膜的 - それまでの芸術を こう表現しています。

宗教画であろうが、印象派であろうがそれまでの芸術といったものは
人間の網膜というフィルターを通してしか伝わらない、視覚的なものであると。

デュシャンの作品を見てみると、男子用便器にサインをしたもの<泉>、
モナリザの複製画にひげを描いたもの<L.H.O.O.Q.>
一見すると 「?」なものなのですが、そこには強烈なメッセージを感じます。

今まで私が考えていた芸術というのは、
作者自身の才能と修練によって創り上げられた美しいもの、でしたが、
作者の思想や信条を絵や造形というものを使って吐露するもの、へ大きく変わっていきました。

と同時に、芸術品って一体何なんだろう? という疑問が湧き起こってきます。
そこにはもはや、オリジナル性というものが全く無意味なものに思えてくるからです。
工業製品である便器にサインがしてあるだけなのですから。

芸術というものに一つの解釈はできても、結論は出ません。
というより私のような凡人の頭では一生出ないのかもしれません。
ただ、デュシャンという人が芸術に対して思考させてくれたことに、大いに敬意を表します。

f0020359_2164976.jpg
*泉
芸術とは何かを問いかけるデュシャンの最も有名な作品。
1917年、N.Y.アンデパンダン展にデュシャンがR.Muttという偽名を使い、応募。
実際は展示はされなかったが、審査員の1人がデュシャン自身であったため、当時物議を醸した。

f0020359_21103485.jpg
*L.H.O.O.Q.
フランス語で「エル.アシュ.オ.オ.キュ=Elle a chaud au cul」  
彼女の尻は熱い=彼女は欲情している





f0020359_213781.jpg
←店の泉(ステッカー)
 販売してます
[PR]
by treasuredbooks | 2006-06-13 20:33 | アート
雑貨と日々の一期一会
いつできるのかと 心待ちにしていた本が今日届きました。

雑貨と日々の一期一会 (非売)
大和ちさ  OILdesign
149×104  32p pb

f0020359_2121336.jpg
今まで何度か店に足を運んで頂いたり、このブログにもコメント頂戴したり、ものすごくお世話になっている人の本です。(多分、彼女がいなかったらこのブログはここまで続いていないと思います)

彼女が今までブログで紹介してきた数々の”雑多なもの”と絶妙な言い回し。
普段からブログを覗いていて離れられないのは、それらの彼女独特の感性だけでなく、ひとつひとつのものが、どこか懐かしくて、暖かみを感じるからです。

「手に取って見れる」。本という形となって画面から飛び出してきたこれらのものは日頃から見ている以上に、より親しみがわいてきました。
[PR]
by treasuredbooks | 2006-05-30 21:26 | アート
Avalon
街を出歩くと時々、戦前に建てられたような古いビルを見かけることがあります。
中はデザイン事務所だったり、写真スタジオだったり、またはおしゃれな雑貨屋さんだったり。
造りがしっかりしていて、天井が高く、とても居心地がよく感じられます。

Avalon
Ricardo Felipe  Museum of Brisbane
209×148  288p

f0020359_163233.jpg
Avalonとは、1929年に建てられたオーストラリアのブリスベンにある2階建のアパートメントのこと。
80年代の終わり頃から、地元オーストラリアを中心に世界中から若いアーティストが集まってきます。部屋はA-Z号室まで26部屋あり、それぞれが様々な創作活動を行なってきました。

かつてAvalonに住んでいた(いる)アーティスト達の思い出と現在の活動を 建物の歴史を交えながら、紹介していきます。
[PR]
by treasuredbooks | 2006-05-23 17:07 | アート
Silent Visitors
よく石や木、建物などが人の顔に見えたり、似てたりすることがあります。
実際そういうものを集めた本もありました。

Silent Visitors
Yaacov Kaufman
151×120 400p pb

f0020359_20225254.jpg
yaacov kaufman はイスラエルの造形作家。
小石が自然に人の顔に見えてくるのをヒントに、針金や石を使って様々な表情を浮かび上がらせています。泣いたり、笑ったり、虚ろだったり。何の変哲もない素朴なものが生命を吹き込まれているようです。
[PR]
by treasuredbooks | 2006-04-26 20:25 | アート
Stone
Andy Goldsworthy は最も好きな作家の一人。
nature artの第一人者としてとても有名なのですが、その作品は本でしか見たことがありません。

Stone
Andy Goldsworthy  Abrams
316×273 120p Hb


f0020359_1759390.jpg
コンセプチュアルなアートやインスタレーションはその背景や作者の思いなど事前に知っておかないとわかりづらいものが多いのですが、この人の作品はわかりやすく、初めて見ても充分楽しめるはずです。
只、その殆どが自然の中で自然を利用して作る為(枝、葉、石、砂など)作品が残ることはなく、その作品は再び自然の中に帰って行きます。
作る過程から朽ち果てて行くまで、すぐそばにある自然と時間をうまく使って少しずつ変わって行く様がとても興味深く感じられます。
[PR]
by treasuredbooks | 2006-04-19 18:17 | アート
Richard Serra The Matter of Time
先日、OIL Designさんのお家に遊びに行った時、なぜかこの人の作品を思い出しました。

Richard Serra The Matter of Time

Richard Serra Steidl
297×245 200p Hb

f0020359_195028100.jpg

Richard Serra というとミニマルアート、パブリックアート、インスタレーション、反権力、怖そうなおじさん(イメージ)という印象があります。
この本はビルバオのグッゲンハイムに永久コレクションとして収蔵してある彼の作品の紹介。
もちろん今までの他の作品も掲載しています。
[PR]
by treasuredbooks | 2006-03-24 19:57 | アート
Off the Wall
60年代後半から70年代にかけてのレコードジャケットやロックコンサートのポスターには ある種独特な雰囲気があります。

Off the Wall Psychedelic Rock Posters From San Francisco

Amelie Gastaut Jean-Pierre Criqui T&H
270×188 144p pb

f0020359_20151263.jpg

本書は、サイケデリック発祥の地でもあるサンフランシスコで活躍していた作家を中心に、特に優れたポスターを集めたもの。
約40年後の今から見ても、とても新鮮に映ります。
[PR]
by treasuredbooks | 2006-03-16 20:34 | アート
Andy Warhol Giant Size
この本はいい意味で期待を裏切ってくれました。

Andy Warhol Giant Size
Dave Hicky Phaidon
427×328 624p Hb

f0020359_1923078.jpg

Warholについては今まで夥しい数の本が出版されています。
この本もモンローや花などの作品を想像していましたが、今まで目にしたことがない作品が多く掲載してあります。広告デザイナー時の作品から彼のポートレイト、制作現場、映画、交友録...。彼が活躍した60〜80年代の彼の周り全てがこの本にぎっしり詰まっています。
(15ポンド、かなり重いです)
[PR]
by treasuredbooks | 2006-03-01 19:26 | アート



art book seller
by treasuredbooks
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31