遅ればせながら、名古屋市立美術館での「ニキ・ド・サンファル展」に言って参りました。
(8/15迄、またもやギリギリでした) これまでニキ・ド・サンファルといえば、ポップでカラフルな色使いと毒気のありそうなお人形、そんな印象を持っていました。 今回は初期の絵画から晩年の作品まで、約100点の展示で、年代を追って見学しました。 最も注目したのは、彼女を有名にした「ナナ・シリーズ」といわれる何体もの女性像です。 友人の妊娠を機にこの女性像を制作していくのですが、それまで抱えていた彼女の精神的な葛藤や苦悩がこの作品によって芸術として昇華できた、または彼女の芸術家としての才能が大きく花開いた ように思えました。 作品を見ているだけで、女性の持つ独特の感覚、神々しいまでの安心感や優しさ、力強さ、が伝わってきます。 驚いたことにこの人の美術館が那須にあるそうです。 〜お知らせ〜 8/14(月)〜8/16(水)夏期休業です。
by treasuredbooks
| 2006-08-12 21:48
| ひとりごと
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